2023年F1第7戦モナコGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 

 2023年F1第7戦モナコGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。

■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
予選 10番手

ランド・ノリス(マクラーレン)
2023年F1第7戦モナコGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 ふたつの理由でがっかりした予選だった。ひとつは僕のミスで、壁にヒットしてしまい、自分のせいで台無しにしてしまったことだ。メカニックは素晴らしい仕事をしてすべてを元通りにしてくれたから、みんなに大きな感謝を伝えたい。

 でも残念なことに、Q3で一番速かったラップでは完全にブロックされていたんだ。これは僕たちのミスではない。ちょっとアップダウンが激しくて、残念ながら結果も求めていたようなものではなかった。おそらくこれよりずっと上に行くことは難しかったけど、8番手までは可能だったんじゃないかな。モナコではそれは大きな意味があることだ。悔しいけど、僕たちは多くのことをうまくやってきたから、明日も踏ん張ってポイントを獲得したい。

■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
予選 9番手

2023年F1第7戦モナコGP 角田裕毅(アルファタウリ)
2023年F1第7戦モナコGP 角田裕毅(アルファタウリ)

 チームの皆に本当におめでとうと言いたいです。昨日の2回のプラクティスではとても苦労しましたが、一夜にして大きな前進を遂げることができました。FP3ですぐにポジティブな変化を感じましたし、予選ではさらなるパフォーマンスを見出すことができました。

 メカニックとエンジニアによる膨大な作業の成果が表れました。走り出してすぐに自信を感じ、特にQ1での最後のランは自信を持って走行することができました。その後もとても楽しかったです。

 モナコでQ3に進んだのはこれが初めてで、間違いなく特別な経験でした。自分のパフォーマンスに満足しています。明日のレースをポイント圏内の位置からスタートできるので、ポイントを獲得できるよう、全力を尽くし、すべてのパフォーマンスを引き出していくつもりです。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 8番手

2023年F1第7戦モナコGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2023年F1第7戦モナコGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 今日はマシンのバランスがうまくとれなかった。セクター1では良いこともたびたびあったんだけど、その後はうまくいかなかった。予選が進むにつれて苦戦していく感じだったんだ。

 Q3では僕自身の責任もあって、うまくまとめることができなかった。速さを見せられる瞬間もあっただけに、もちろん残念だけど、最大の結果を出したとしても、この位置とほぼ変わらなかったと思う。

 明日は長いグランプリになる。モナコはユニークなサーキットで、歴史的に見るとチームとしては必ずしも僕たちのマシンに合っているわけでも、ベストなレースができているわけでもない。ここではスタートした位置でフィニッシュすることが多いこともわかっている。でも前に行くためにできることはすべてやるつもりだ。

■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
予選 7番手

ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
2023年F1第7戦モナコGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

 非常に激しい予選だったけど、チームのために素晴らしい結果を残せてよかった。7番手には比較的満足しているけど、間違いなく僕はもっとできたはずだから、その点では複雑な気持ちでもある。マシンのフィーリングはよくて、明らかに上位で走れていて競争力もあったし、エステバン(・オコン)も4番手といい仕事をしていた。でも僕自身はアタックラップでリヤをスライドさせてしまって、うまくまとめることができなかった。

 とはいえモナコで7番手からスタートできるのは明日のレースでもいいポジションにつけられるということだし、2台揃っての大量ポイント獲得を目指すよ。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手

2023年F1第7戦モナコGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2023年F1第7戦モナコGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 昨日は一日を通してマシンのフィーリングが良く、特にFP1は素晴らしかった。昨夜作業をして、FP3の後にも変更を加え、セットアップを調整していった。それによってラップの中盤に関してはマシンが改善されたのだが、セクター1とセクター3では良くなかった。

 そういうわけで今日はタフだった。Q1もQ2も突破するのに苦労したけれど、なんとかやり遂げることができた。そういう状況を思えば、最後のラップは満足いくものだったし、あれ以上のラップを走ることはできなかったと思う。このセットアップが決勝でうまく機能してくれることを祈っている。

 このサーキットを走ることが大好きだよ。計り知れないほどチャレンジングなんだ。オーバーテイクするのはとても難しいが、明日はどんなチャンスでも生かせるようにチーム一丸となって準備するつもりだ。この位置にいられることに感謝しているし、プッシュし続けるよ。

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