シューマッハーのアルファタウリ加入はない? メルセデスF1代表、レッドブル重鎮からの“政治的圧力”発言に反論

 

 レッドブルでモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、メルセデスF1のトト・ウルフ代表がリザーブドライバーのミック・シューマッハーに”アルファタウリのシートを用意しようとしている”と示唆したが、当のウルフはその内容を否定した。
 シューマッハーは、2021年にハースからF1デビューも昨シーズン限りでシートを喪失。今季は単年契約でメルセデスにリザーブドライバーとして加入した。
 メルセデスがシーズン序盤で巻き返しを図る中、レギュラードライバーのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルからは、シューマッハーのシミュレータ作業での貢献がレース週末の進歩に寄与したと称賛の声も寄せられている。
 ウルフはシューマッハーの仕事ぶりに喜びを感じつつ、彼がレギュラードライバーとしてF1に復帰する姿を見たいと公言している。
 しかしレッドブルのマルコが、ウルフからシューマッハーのアルファタウリ移籍のオファーがあったことを示唆したことで、ウルフの政治的圧力が注目されている。
 ドイツのテレビ局「Sport1」のインタビューに応じたマルコは、ウルフがレッドブルのオリバー・ミンツラフCEOと会談し、シューマッハー移籍の可能性について話し合おうとしたと主張した。
 マルコは何が起こったのかを振り返り、次のように語った。
「あるミーティングでそのことが話題になった。ただ、ウルフがFIAで公然と我々に対して政治的な発言を行なったのは愚かだった。それによって、この話題はテーブルから消えた」
「なぜ我々がシューマッハーを起用しなくてはいけないのか?」
「彼はメルセデスのドライバーで、ウルフが責任を負っている。そんなに彼を高く評価しているなら、自分のチームでドライブさせるか、影響力を行使してウイリアムズのようなカスタマーチームに加入させればいいじゃないか」
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