アルファタウリ、大規模な空力アップデートを投入。角田「一歩前進できると考えている」/F1第11戦プレビュー
アルファタウリの角田裕毅は、今週末の2023年F1第11戦イギリスGPに向け、大規模な空力のアップデートを投入するため一歩前進できると楽観視していると語った。
前戦オーストリアでは今シーズン2回目のスプリントが行われたが、金曜日の予選からトラックリミット違反が相次ぎ、決勝レースでは83件もの違反が認められた。アストンマーティンの抗議の結果、リザルトが大幅に変更になり、18位でフィニッシュした角田の最終的な順位は19位となった。
レッドブルリンクでは苦しい戦いを強いられたが、今週末のイギリスGPでアルファタウリは大規模な空力のアップデートを行うとのことで、角田もこの週末を重要視している。
「ドライバーはほぼ全員シルバーストンが好きだと思いますし、もちろん僕もそうです。ほとんどのコーナーは高速です。このラウンドでは大規模な空力アップグレードがさらに予定されているので、このレースウイークに向けて一歩前進できると楽観視しています」
「オーストリアのスプリントが終わり、普通のレースウイークのフォーマットに戻ります。アップデートのテストを徹底的に行う時間がさらに持てることになるのでいいと思います。このレースはシーズン後半に何が期待できるかという点で、重要なレースになるからです」
かつて角田はFIA F2時代にシルバーストンで優勝を飾った経験があり、このコースを気に入っているという。角田は「ここには素晴らしい思い出がある」とコメントした。
「シルバーストンにとって完璧なマシンは、ある意味ではオーストリアで必要なマシンとかなり似ています。低ドラッグで適度な荷重があることです」
「シルバーストンとイギリスGPには多くの歴史があります。僕たちの風洞と、空力担当のスタッフたちは、それほど遠くないビスターに拠点を置いていますし、僕はこのコース自体を本当に気に入っています。すごくクールで由緒ある場所で、ドライビングをとても楽しめます。数年前にF2のスプリントレースで優勝し、フィーチャーレースで表彰台に立った時の素晴らしい思い出があります。モータースポーツということでは、イギリスは特別な国なので独特な雰囲気があります。F1にとってとても重要なところです」
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