ベッテル、デ・フリーズ更迭劇を語る「ダニエルが戻ってくるのは嬉しいけど、ニックにとっては残酷な結末」
元F1ドライバーのセバスチャン・ベッテルが、ダニエル・リカルドのF1復帰と、ニック・デ・フリーズの更迭についてコメント。ふたつの異なる感情があると語った。
ベッテルは2007年にBMWザウバーでF1デビューを果たした後、トロロッソからフル参戦を開始。2008年のイタリアGPで自身初、チームにとっても初の優勝を手にすると、翌年からはレッドブルに昇格し、2010年から2013年までの4年連続でF1チャンピオンに輝いた。
そのベッテルは今週末、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに参加。その際、テレビのインタビューに応じ、自身のかつての古巣であるトロロッソの後継チーム、アルファタウリでの厳しい人事について語った。
アルファタウリは先日行なわれたイギリスGPを最後にデ・フリーズを更迭し、後任としてレッドブルのサードドライバーを務めていたダニエル・リカルドがチームに加入することを発表した。
「正直に言って、二重の想いがあるね」
ベッテルはそう語った。
「ダニエルについては、本当に嬉しい。本当に良かったよ。彼のことは好きだし、もちろん一緒にレースも戦っていたしね。今週末(のグッドウッド)に向けて、(1993年の)マクラーレンをシェイクダウンした時にも、彼に会った。彼が復帰するのを、とても嬉しく思っている」
「その一方で正直であることも必要だ。ニックにとっては、こういう形で終わりを迎えるのは、残念なことだった。でも、彼には素晴らしいチャンスが与えられたと思う」
「おそらく、彼が期待したようにもならなかったし、人々が期待していたようにもならなかったのだろう。でも、今回のように突然更迭されてしまうのは、少し厳しいことで、残酷なことでもある」
ベッテルは、今回アルファタウリを更迭されたことが、デ・フリーズの今後のキャリアに大きな影響を及ぼさないことを願っていると語る。
「昨年初めて彼に会ったけど、とても良い人に見えたし、良いドライバーだよ」
そうベッテルは語った。
「彼はFIA …読み続ける
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