ノリス2連続2位! 一方で僚友ピアストリはまたも表彰台逃す……マクラーレンは戦略に贔屓はなかったと説明
ハンガロリンクで行なわれたF1第12戦ハンガリーGP決勝は、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝し、2位にはマクラーレンのランド・ノリスが入った。ノリスの2連続表彰台には、ピット戦略でチームメイトのオスカー・ピアストリを交わしたことが大きく関係している。しかしマクラーレン側は戦略面で贔屓は無かったと説明している。 レース序盤、ピアストリはフェルスタッペンに次ぐ2番手を走行し、マクラーレンは最初のピットストップで3番手を走るノリスを先にピットへ呼び込むことを選択した。 ピアストリはそこから1周遅れてピットインしタイヤを変えたものの、フレッシュなタイヤで走るノリスのアウトラップは速く、ピットアウトしたばかりピアストリを抜き去ることになった。つまり、アンダーカットを成功させたわけだ。 通常、F1チームは2台のうち前を行くマシンを優先して戦略を組み立てるため、後ろを走っていたノリスを先にピットへ入れるという決定はやや異例とも言える。しかしマクラーレンのチーム代表であるアンドレア・ステラは、ノリスのアンダーカット成功に贔屓は無かったと説明している。 ステラ代表曰く、ノリスが後方を走るルイス・ハミルトン(メルセデス)にアンダーカットされるリスクがあったため、チームとしてはノリスを先にピットインさせる必要があったという。 マクラーレンまた、新しいタイヤでのノリスのペースが、ピアストリを抜くほど速いとは予想していなかったという。「1回目のピットストップでのアンダーカットに関しては、よりリスクの高いマシンが(ライバルを)カバーして、もう1台もカバーするというのが自然な流れだ」とステラ代表は言う。「ランドのアウトラップは非常に速かったため、オスカーはポジションを失った。正直なところ、このような状況に対する我々のアプローチは、チームのことを第一に考えることだ。チームとして考え、内部の状況に対処するのだ」 …読み続ける
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