メルセデスF1、ハミルトン&ラッセルとの契約延長を発表。2025年までラインアップ継続へ
8月31日(木)、メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームは、ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルの両ドライバーとの契約を延長したことを発表した。これにより、メルセデスは2025年までハミルトンとラッセルのコンビを起用することになる。
2013年にメルセデスに加入したハミルトンは、これまでの11シーズンで78回のポールポジションを獲得し、82勝を挙げた。メルセデスとハミルトンの契約は2023年末までとなっており、この数カ月は両者ともに契約を延長する意向であることを明らかにしてきたが、ようやくそれが2年の延長という形でまとまったということだ。
ハミルトンは契約延長の発表に際し、次のようにコメントを寄せた。
「僕たちは日々最高の状態にあることを夢見ており、その目標を達成するために、ともに過去10年間専念してきた。頂点に立つことは一晩や短期間で成し遂げられるものではないし、献身、ハードワーク、そして熱心になることが必要だ。この素晴らしいチームとともに歴史に名を刻むことができて光栄だ」
「僕たちはかつてないほど勝利を渇望している。すべての成功と、それと同時にすべての失敗からも学んできた。僕たちは夢を追い続け、どんな困難があろうとも戦い続け、もう一度勝利するだろう」
「コース内外で僕を支えてくれたチームに感謝している。僕たちの物語は終わらない。もっとたくさんのことを成し遂げようと決意しているし、それができるまで僕たちが立ち止まることはない」
一方チームメイトのラッセルは、2017年に育成ドライバーとしてメルセデスに加入した。2019年にウイリアムズでF1デビューを果たし、2022年にメルセデスに加わると、ラッセルは安定して成績を残しシーズン終盤のサンパウロGPでキャリア初優勝を飾った。
契約の延長についてラッセルは、チームはこの1年半で強化されており、上位に戻るために力になりたいと語った。
「2017年にジュニアプログラムに参加して以来、僕はこのチームとともに成長してきた。ここは僕のホームだし、僕たちの特別な関係を2025年まで続けられるのは素晴らしいことだと感じている」
「昨年メルセデスに昇格した後、僕はトト(・ウォルフ/チーム代表)やチームのみんなからの信頼に報いたいと思っていた。初めてポールポジションを獲得し、レースで優勝したのは忘れられない思い出だ。それ以上に重要なのは、マシンを進歩させて開発を推し進めるために、ブラックリーやブリックスワースのみんなと協力したことだ。彼らの忠誠心やビジョン、ハードワークには感心させられる」
「僕たちはこの18カ月間で大きな進歩を遂げ、チームとしてさらに強くなっている。2024年、2025年に向けてこの勢いを強化し、最前線に戻ることに集中し続けるために力になることを楽しみにしている」
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