レッドブルのマックス・フェルスタッペンは母国オランダGPを制して、アルベルト・アスカリとセバスチャン・ベッテルが持つ9連勝記録に並んだ（注：アスカリは不参加のインディ500を挟んでの9連勝）。　フェルスタッペンは10連勝を狙うが、アルファタウリ時代の2020年のイタリアGPでF1キャリア初優勝を挙げたアルピーヌのピエール・ガスリーは「最もトリッキー」なレースになる可能性を指摘している。　イタリアGPの週末に先立ち、ガスリーは次のように語る。「今週末はマックスにとって最もトリッキーな週末になると思う」「ここはモンツァだ。かなり変わったコースだし、かなりロードラッグ仕様で走ることになる」「ターン1では多くのアクシデントが起こる可能性があり、DRSによって大きなゲインを得ることができる。DRSで接近できるなら、常にチャンスを得られる」「もし彼が他のサーキットで見せているような30秒のリードを引き出したら驚くよ」　なお2019年以降、イタリアGPを制したシャルル・ルクレール（フェラーリ）、ガスリー、ダニエル・リカルド（当時マクラーレン）は翌年の同レースをリタイアで終えている。フェルスタッペンは2022年にイタリアGP初制覇を果たしているが、このジンクスを破れるかにも注目が集まる。 …読み続ける