アルピーヌF1、メキシコシティ&アブダビの2戦でFP1にリザーブドライバーのジャック・ドゥーハンを起用へ
アルピーヌF1のリザーブドライバーを務めるジャック・ドゥーハンは、今週末のF1第20戦メキシコシティGP(メキシコGP)と、最終戦アブダビGPのフリー走行1回目に走行する予定だ。これにより、チームは2023年にルーキーを2回のフリー走行に起用する義務を果たすことになる。
オーストラリア出身で現在20歳のドゥーハンは、2022年にもメキシコシティGPとアブダビGPでアルピーヌからFP1に参加した。今年はメキシコシティGPでピエール・ガスリーのA523を託され、アブダビGPではエステバン・オコンと交代する。
レースチームをサポートするためにエンストンでシミュレーター作業を行うかたわら、今年ドゥーハンはA521によるチームのプライベートテストに参加し、F1での走行距離をすでにかなり稼いでいる。
またドゥーハンはFIA F2選手権にインビクタ・ビルトゥジ・レーシングから参戦しており、現在シリーズでランキング4位につけている。ハンガロリンクとスパ・フランコルシャンで優勝を飾ったほか、2回の表彰台とポールポジションを1回獲得している。
「2年連続でF1マシンをグランプリの週末にドライブするチャンスを与えられて、とても光栄だ」とドゥーハンはコメントした。
「メキシコとアブダビの両方のフリー走行でA523をドライブする機会を与えてくれたBWTアルピーヌF1チームに、心から感謝している」
「今年はリザーブドライバーとして彼らと懸命に仕事をしてきたし、彼らのためにできる限り学ぶチャンスを掴んでいる。ステップアップして彼らのために走行任務を引き継ぐ準備はできていると感じている。2回のグランプリの週末にわたってチームの結果にプラスになる貢献をするために、チームが僕に求めていることをやることにだけ集中している」
暫定チーム代表のブルーノ・ファミンは次のように述べた。
「ジャックが、メキシコとアブダビの2回のフリー走行1回目の走行任務を引き継ぐことを発表するのは素晴らしいことだ」
「ジャックは1年を通してBWTアルピーヌF1チームのリザーブドライバーとして熱心に仕事をしてきた。彼がその役割について要領を学ぶ姿勢を目にするのは大変喜ばしいことだ」
「彼の最優先事項は、アブダビでF2シーズンを最高の形でフィニッシュすることだが、我々は2回のフリー走行セッションで走行する彼をサポートし、チームのパフォーマンスに貢献してもらうことも楽しみにしている」
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