ディ・ジャンアントニオ、マルケス後任のホンダ最有力候補に浮上? タイGPでは今後に向け話し合い予定

 

 マルク・マルケスが2023年限りでレプソル・ホンダを離脱することが決まったため、ホンダは現在後任となるライダー探しに奔走している。そして、タイGP開幕前時点では、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(現グレシーニ)が最有力候補となっているようだ。 マルケスがホンダと契約を早期解除することに合意したのは、日本GP終了後の10月になってからのことだった。そのため、ホンダはこの時期になってから2024年のライダーを探す必要が生まれた。 ただホンダとしても2025年に多くのライダーが契約の節目を迎えることから、2024年の1年契約を結ぼうとしていることが状況を難しくしている。彼らはマルケス後任候補として現RNFのミゲル・オリベイラにアプローチしたことが分かっているが、アプリリアとの契約を破棄してホンダに移る上で、より長期的な関係を結ぶことを求めているという。 そのためオリベイラとの話し合いは膠着しており、今後も大きな進展は見込めないだろう。 またマルケスの後任候補なのではないかと目されてきた、ホンダからスーパーバイク世界選手権(WSBK)に参戦しているイケル・レクオナも2年契約の更新が発表され、WSBKへの参戦を継続。そのため、選択肢からは外れている。 そうした中で浮上してきた選択肢が、ディ・ジャンアントニオだ。マルケスの移籍によってシートを失った若者が、レプソル・ホンダに収まる可能性が十分にある。 彼は今年がMotoGPクラス2年目となっているが、先日行なわれたオーストラリアGPでは優勝争いの末に3位でフィニッシュ。キャリア初の表彰台を獲得したばかりのライダーだ。 MotoGP残留を希望するディ・ジャンアントニオにとっても、レプソル・ホンダは残された唯一のシートとなっているが、実際にタイGPではマネージャーがホンダ側と話し合いを行なうことが分かっている。 …読み続ける

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