F1メキシコシティGP FP2:トップはフェルスタッペン、16台が1秒以内の僅差。母国レースのペレスは初日5番手
2023年F1第20戦メキシコシティGPのフリー走行2回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は12番手だった。
気温27度、路面温度40度というコンディションで、現地時間16時にFP2がスタート。レースコントロールの発表によるとこのセッション中の降水確率は20%だ。開始直後から全車がコースに出ており、多くのドライバーがFP1に引き続きプロトタイプタイヤを履いている。サーキット上空の一部には黒い雲も見えていたが、開始5分過ぎにフェルスタッペンが「少し雨が降っている」と無線で報告。その直後の国際映像には、ピットレーンで雨が降っている様子が映っていた。
序盤にトップに立ったのはテストタイヤを履くフェルスタッペン。FP1で2番手タイムをマークしたアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)がフェルスタッペンを0.01秒上回ったが、フェルスタッペンはその後ミディアムタイヤに履き替えて1分19秒511をマークしている。同じくミディアムのルクレール、テストタイヤのダニエル・リカルド(アルファタウリ)が続く。角田もテストタイヤでの走行後にミディアムに履き替えた。
ソフトタイヤを投入したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が1分19秒163でトップに立ち、アルボンが0.283秒差で2番手に入りやはり速さを見せる。各車ソフトを投入したためセッション中盤はタイムシートが頻繁に入れ替わり、フェルスタッペンの1分18秒686をはじめ、この時点で5番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)までは1分18秒台のタイムが並んだ。
後半は各車ロングランに取り組み、多くのドライバーが1分23〜24秒台で走行。レッドブルやマクラーレン、アルファタウリなどいくつかのチームは2台でタイヤをわけているが、なかでも速さを見せたフェルスタッペンやルクレールは22秒台のラップタイムも記録していた。ジョージ・ラッセル(メルセデス)は「また雨が降ってきた」と報告しているが、セッション序盤と同様に大きな影響はなかった。
フェルスタッペン、ノリス、ルクレールというトップ3で、4番手にバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、5番手にペレスと続き、6番手以下はリカルド、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ピアストリ、ラッセルとなっている。またトップのフェルスタッペンから16番手のピエール・ガスリー(アルピーヌ)までが1秒以内に入っており、一発のタイムに関しては接戦となったFP2だった。
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです