F1分析|最後尾スタートながら、超優秀だった角田裕毅のレースペース。それだけに、あまりにも痛すぎるピアストリとの接触

 

 F1メキシコシティGPの決勝レースで、アルファタウリの角田裕毅は12位でフィニッシュした。今回のレースは、パワーユニットの交換によりグリッド最後尾からのスタートとなっていたが、終始ハイペースで走行。このペースを考えれば、入賞圏内でのフィニッシュは確実だった……それだけに、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)との接触は、勿体ないのひと言だった。 本稿ではレースペースから、その角田のメキシコシティGPを分析してみようと思う。 角田はミディアムタイヤを履き、18番グリッドからスタート。抜群の位置取りで、1周目に15番手まで浮上してみせた。 その後角田は、ケビン・マグヌッセン(ハース)をオーバーテイクしようと試みた。しかし8周目のターン1で、アウト側から仕掛けた角田は、フロントタイヤをロックアップしてしまう。この時タイヤにダメージが及んでいたようで、角田はすぐにピットインし、ハードタイヤに交換した。 ただこのことで、角田の今回の戦闘力の高さが如実に現れた。これが、下のグラフを見るとよく分かる。 …読み続ける

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