【SNS特集】F1メキシコシティGP:新記録、年間最多16勝を達成したフェルスタッペン。リカルド、取り戻した自信と笑顔

 

 壮大な夜更かしか、思いっきり早起きをして観るアメリカ大陸3週連続決戦の第2ラウンド。チームメイト、セルジオ・ペレスの地元で今年も情け容赦ない強さを発揮したマックス・フェルスタッペンが今季16勝目を挙げ年間最多勝新記録を樹立。ダニエル・リカルドはアルファタウリF1で復帰後の初入賞を果たした。メキシコシティの週末をドライバーや関係者のSNSで振り返る。

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自身が昨年更新した年間最多勝記録をさらに上まわり、「年間16勝」の新記録を樹立。昨年からわずか2シーズンで31勝をマークした。今季は残り3戦、まだ数字が伸びそうだ。

週末、延べ40万人超えの大観衆が集まった母国GPで、スタート直後に真っ先に消えてしまったセルジオ・ペレス。その胸中はいかばかりか?

地元メキシコのファンの気持ちとは裏腹に、勝者のソンブレロがよく似合うフェルスタッペン。

先週のアメリカGPでは指の間をすり抜けていってしまったが、今週はしっかりと2位のトロフィーを手中に収めたメルセデスF1ルイス・ハミルトン。

予選ではフロントロウを独占したフェラーリF1。スタートでフェルスタッペンに先行され、レースペースで勝るハミルトンにオーバーテイクは許したものの、しっかりと3位、4位でフィニッシュを果たした。

自信と笑顔を取り戻したリカルド。昨シーズンでマクラーレンF1のシートを喪失、今季の開幕時点では浪人生活を選択し、このままF1人生が終わってしまいそうなところから、ようやく慣れ親しんだ場所に戻ってきた。

7位フィニッシュはアルファタウリF1の今季最上位。止まっていたリカルドの時計が再び動き出した。

後方スタートから巡って来た絶好のチャンスを逃してしまった角田裕毅。チームメイトがいい仕事をしているなか、今回は絶対にポイントを持ち帰らなければならなかった大事な局面で、攻めるところ、引くところを見誤った判断は、せっかく高まってきた評価をすべて失ってしまう大きな代償となりかねない。

予選での失敗を取り返し、12ポジションアップで5位入賞を果たしたマクラーレンF1ランド・ノリス。レース中盤まで同じようなポジションを走っていた角田が見習うべきは、ランドのこの仕事だ。

FP3でトップタイムのフェルスタッペンと僅差の2位につけたウイリアムズF1アレクサンダー・アルボンは、予選では好調から一転、Q2敗退で14番手からのスタート。浮沈の激しい週末となったが、最後は9位入賞で着実に結果を残した。そして、レース後は彼女とタコスでお祝いだ。

フェルナンド・アロンソは2戦連続でDNF、シーズン序盤の勢いが完全になくなってしまったアストンマーティンF1。このままシーズンを終えるわけにはいかない。

スタート前のワンシーン。メルセデスF1ジョージ・ラッセルに不意に背後から抱き寄せられる角田。「こんなの見られたら、ピエール・ガスリーが嫉妬する」などの声もあり、すっかりF1ドライバーのいじられキャラとして定着した感がある。

F1でもすっかりおなじみとなったメキシコの行事「死者の日」の仮装。2023年は10月31日~11月2日に開催される。

こちらはメキシコ名物、ルチャリブレ(プロレス)のマスクを被った周冠宇。

レース中、前を走るハースF1のマシンに対して無線で「抜きにいくぞ」宣言をしていたアルピーヌF1エステバン・オコン。10位1ポイントをもぎ取った。

ハースF1ニコ・ヒュルケンベルグには、もう今週末のブラジルGPしか見えていない。

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