「バルセロナはよく知っているけど、簡単なレースにはならない」角田裕毅、スペインGP大接戦を覚悟

 

 アルファタウリの角田裕毅が、F1スペインGPに向けてコメントを発表。中団グループは大接戦になると予想しているものの、なんとかポイントを手にしたいと語った。
 角田は先日行なわれたF1マイアミGPで、今季初めて予選Q3進出を果たした。決勝でも好結果が期待されたものの、終始レースペースが良くなく、ポイント圏外の12位でのフィニッシュとなってしまった。
「マイアミは色々なことがあった週末でした。フリー走行ではチームメイトとの差が大きかったのですが、なんとか前進を果たすことができ、Q3に進出することができました。少し意外でしたが、チームにとっても僕にとっても、良い結果になりました」
 そう角田はマイアミGPを振り返る。
「でもレースでは早々に多くのポジションを失ってしまい、まとめ上げることができませんでした。でも全体としては、いくつかポジティブな部分もありました」
 マイアミGPの後、角田は欧州での拠点を置くイタリアに戻り、自身の誕生日を楽しむなどしたという。
「誕生日にイタリアに戻り、ミラノで楽しい1日を過ごすことができました」
 そう語る角田だが、次のバルセロナ(カタルニア・サーキット)は、よく理解しているサーキットではあるものの、非常に厳しいレースになるだろうと予想している。
「2月にテストを行なったバルセロナで、ヨーロッパでの日々を過ごすことになります。今回はもちろんコンディションが大きくことなり、かなり暖かくなるはずです。でも、僕が最もよく知っているヨーロッパのコースのうちのひとつであり、2020年にはF2のスプリントレースとフィーチャーレースの両方で4位になりました」
「バルセロナは、高速、中速、低速の様々な種類のコーナーを備えた、非常にテクニカルなコースです。マシンの出来が試されるコースと言えると思います」
「全てのチームが、コースのことをよく知っています。ですから、僕らがレースをする中団グループは、大接戦となると思います。でも、今週末はかなりうまくいくと確信しています」
「毎週末安定してレースを戦うためには、まだまだクルマの開発を進めていく必要があると思います。バルセロナで前進し、良い結果を手にすることができ、ポイント圏内でフィニッシュできることを願っています。でも簡単にそれができるとは思っていません」
 
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