ボッタス、お尻の写真で680万円以上の寄付金を集める「よく分からないけど、良いことをした訳だ!」

 

 アルファロメオのボッタスは自身のお尻が映った写真をチャリティとして販売し、多くの寄付金を集めた。 
 ボッタスは第5戦マイアミGP終了後もアメリカに滞在。パートナーでプロサイクリストのティファニー・クロムウェルと共に旅行していた。 
 その際、ボッタスはInstagramにコロラド州のアスペンにある小川を素っ裸で泳ぎ、水面からお尻を突き出している写真を投稿した。 
 これが反響を呼んだことで、ボッタスは写真家でクリエイターのポール・リプケと協力して、この写真のポスターを24時間限定のチャリティとして販売。その結果、5000人以上がこのポスターを購入し、5万ユーロ(約680万円)以上の寄付金を集めることに成功した。 
 
 第6戦スペインGPの土曜日に、5000人以上が自分のお尻の写真を持っているという感覚を尋ねると、ボッタスは次のように答えた。 
「変な感じだ。でも、僕はまだ(販売したポスターに)サインしてない。明日(日曜日)のサイン会で、もしかしたら会えるかもしれないね」 
「ポスターをリビングやキッチン、寝室に飾っている人たちの写真を見たよ」 
「信じられないのは、このソーシャルメディアの力だ。こんな誰かのお尻の写真で、24時間以内で5万ユーロのチャリティができたんだ」 
「クレイジーだよね。よく分からないけど、僕らは良いことをしたんだ」 
 また、この写真はチャリティを前提としたモノではないとして、リプケがレタッチを行ないチャリティ企画の手助けをする前に、クロムウェルがこの写真を撮っていたとボッタスは言う。 
「(写真を撮った)翌日、チャリティのために何かプリントしたいと思って、そうすることに決めたんだ」 
「それで、ドカンとやったんだ」 
 ボッタスはこの写真の今後のグッズ化はないと考えており、ポスターを手に入れることができた人は「とてもラッキーだ」と語っている。 
 なお、元チームメイトのルイス・ハミルトン(メルセデス)は、このチャリティについて、「売っていたのは知らなかったけど、いい写真だよね……僕が見てきた中でも一番だ(笑)」と語っていた。 
 
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