アプリリア、2023年もエスパルガロ&ビニャーレスのコンビ継続へ。今シーズンはMotoGP初優勝を達成
MotoGPに参戦するアプリリアが、アレイシ・エスパルガロとマーベリック・ビニャーレスとの契約を延長することが、motorsport.comの調べで分かった。アプリリアは第8戦イタリアGPの走行開始前日となる26日に会見を開き、契約延長を発表する予定だ。
エスパルガロは2017年にスズキからアプリリアへ加入。マシン開発の中心的存在としてチームを引っ張ると、2021年にアプリリアの初表彰台、そして2022年アルゼンチンGPでキャリア&アプリリア初優勝を達成。第5戦から第7戦にかけては3戦連続表彰台を達成しランキング2番手に並ぶなど、安定して好リザルトを残している。
優勝を遂げた後、エスパルガロは契約延長交渉で条件が折り合わず「悲しくなった」と語っていたが、最終的に両者は2024年まで2年間、契約を更新することで合意に至ったようだ。報酬は年間200万ユーロ(約2億7000万円)と見られている。
また2021年終盤にヤマハとの契約を解除してアプリリアに移籍してきたビニャーレスも、2023年も残留することが決まった。ビニャーレスはこれまでのところベストリザルトは7位と、エスパルガロには水を空けられてしまっているが、徐々に成績が改善しつつある。
なおMotoGPの2023年シーズンに向けたライダーズマーケットでは、スズキが撤退を検討中という大きな話題が出てきたため、混乱が生じている。現スズキのジョアン・ミルはレプソル・ホンダへ加入するとも言われており、アレックス・リンスはKTMと話合いをしていることが確認されている。
6月にはドゥカティ勢もラインアップを決定すると見られているため、ここからの数レースが重要な意味を持ってくることになるだろう。
なおスズキの後継チームとしては、Moto3クラスの強豪チームであるLeopard …読み続ける
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