F1ハンガリー決勝速報:フェルスタッペン、10番手から逆転優勝。角田裕毅は苦戦19位
F1第13戦ハンガリーGPの決勝レースが、ハンガロリンクで行なわれた。優勝したのは、10番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
雨が降りそうで降らないというコンディションの中、ポールシッターのジョージ・ラッセル(メルセデス)がレース序盤をリード。ラッセルは第2スティントでシャルル・ルクレール(フェラーリ)と激しいバトルを繰り広げたが、31周目にオーバーテイクを許した。
ルクレールはミディアムタイヤでスタートし、ミディアム→ハードタイヤへと交換する2ストップ戦略でフィニッシュを目指したが、ハードタイヤでのペースが振るわなかったことが誤算だった。
一方、10番グリッドからソフトタイヤでスタートし、ミディアム→ミディアムタイヤへと履き替え、追い上げていたフェルスタッペンがルクレールの背後に迫ると、あっという間にオーバーテイクを完了した。
フェルスタッペンはルクレールを抜いた直後にスピンを喫したものの、再度ルクレールをコース上でオーバーテイク。レース終盤には雨がパラついたが、そのまま危なげなくトップチェッカーを受けた。今季8勝目を挙げ、最高の形で約1ヵ月のサマーブレイクに入った。
2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)。終盤ソフトタイヤでポジションを上げ、前戦に続いて今季ベストタイの結果だ。
ラッセルは3位。コース上でハードタイヤに苦しむルクレールを抜き返して見せた。メルセデスは、2戦連続のダブル表彰台獲得となった。
フェラーリはカルロス・サインツJr.が4位、ルクレールはハードタイヤを諦めて3度目のピットストップをしたことで6位に終わった。
アルファタウリの角田裕毅は、16番手からスタートしたもののレースペースが苦しく、雨がポツポツと落ち始めているタイミングでのスピンもあって、19位でのフィニッシュとなった。
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