F1分析|フェラーリも認めるモナコGPでの”戦略ミス”。その時一体何が起きていたのか?

 

 F1モナコGPを制したのは、レッドブルのセルジオ・ペレスだった。ペレスは3番グリッドからスタート、フェラーリのシャルル・ルクレールをアンダーカット、カルロス・サインツJr.をオーバーカットして先頭に躍り出ると、そのままレースを逃げ切って今季初優勝を手にした。
 これはペレスにとっては通算3勝目。昨年のアゼルバイジャンGP以来、レッドブル加入後2勝目ということになる。
 ペレスの勝因は、ある意味ライバルであるフェラーリの”戦略ミス”。しかもふたつも。これはフェラーリ陣営も認めていることだ。では、一体どんな”ミス”があったのだろうか? データを検証してみよう。
 上位4台のスタート直後の隊列は、ルクレール-サインツJr.-ペレス-マックス・フェルスタッペンの順。各車がウエットタイヤを装着し、乾きゆく路面の中、タイヤをマネジメントしながら周回を重ねていた。
 そんな中最初に動いたのは、3番手のペレスだった。ペレスは16周を走り終えたところでピットイン。インターミディエイトタイヤに履き替えた。

F1モナコGP決勝ラップタイム分析(前半)
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