メルセデス、”死の淵”から這い上がれるか? レッドブル&フェラーリとの埋まらない差が「大きな悩みの種」

 

 メルセデスのトト・ウルフ代表は、現在タイトル争いを繰り広げるレッドブルとフェラーリとの差を縮められないことが「大きな悩みの種」だと語っている。 
 昨年コンストラクターズタイトル8連覇を達成したメルセデスは2022年シーズン、今季のマシン『W13』に発生した極度のポーパシングが足かせになったことで、開幕から苦戦を強いられてきた。 
 第6戦スペインGPでは大型アップデートの投入もあり、ポーパシング解消に向けて大きく前進した様にも思われた。しかしコース特性が全く異なる第7戦モナコGPでは、依然マシンを完全に理解できていないことが浮き彫りに。マシンは路面の凸凹に反応してバウンドし、ドライバーからは不満の声が上がっていた。 
 ウルフ代表はW13がある程度の改善を見せているものの、ペースの面では依然としてトップ2チームに追いつけていないとして、理想からはかけ離れていると語った。 
「我々は3番手のチームだと思う」と彼は言う。 
「2番手でも4番手でもない。我々にはふたりの最強ドライバーを擁しているのに、(レッドブルとフェラーリとの)差がほぼ変わらないのが、我々全員にとっての大きな悩みの種だ」 
「楽観的に見れば0.5秒。悲観的に見ると0.8秒以上の差だ。それは我々メルセデスの全員にとって受け入れがたいことなのだ」 
「今はどのサーキットでも学習を続けているところだ。文字通り1kmごとに、どうすればマシンを改善できるかという大切なレッスンを我々は受けているんだ」 
「だが我々は今、死の淵から抜け出す必要があるのだ」 

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