リタイアのガスリー、入賞のチャンスを逃がし落胆「不必要な接触だった」/F1第10戦決勝

 

 2022年F1イギリスGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはリタイアに終わった。赤旗後のリスタートでソフトタイヤを装着したガスリーは、9番手から7番手に浮上した。しかしすぐ後ろを走っていたチームメイトの角田裕毅とのバトルのなかで接触が起きてポジションを落とし、マシンダメージにより、26周でリタイアすることになった。角田にはこの接触の責任があると判断され、ペナルティが科されている。

2022年F1第10戦イギリスGP ピエール・ガスリーと角田裕毅(アルファタウリ)がコースオフ
2022年F1第10戦イギリスGP ピエール・ガスリーと角田裕毅(アルファタウリ)がコースオフ

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=リタイア
11番グリッド(リスタートでは9番グリッド)/タイヤ:ミディアム→ソフト→ハード

 難しい週末だったが、予選ではかなり良い結果を得ていた。そして決勝のリスタート後には7番手というとても良い位置を走っていたんだ。でも、裕毅とのインシデントの後、リヤウイングにダメージを負い、リタイアしなければならなかった。今年のようなシーズンでは特に、1点1点が貴重だから、今日の結果にはがっかりしている。あれは不必要な接触だった。

 レーススタート直後の周冠宇のアクシデントは本当に恐ろしいものだった。彼のマシンがひっくり返ったのを見た時はショックだったよ。彼が無事だと聞いてうれしい。それが何より大事なことだ。

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