特徴的なフロントは健在! アキュラ、2023年デビューのLMDh『ARX-06』ティザー画像公開

 

 アキュラ・モータースポーツは2023年にデビューし、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権を戦う予定のLMDh車両『ARX-06』のティザー画像を初めて公開した。
 ARX-06のエクステリアデザインは、ロサンゼルスのアキュラ・デザインスタジオが主導。ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)および、車両のベースとなる次世代LMP2シャシーサプライヤーであるオレカと共同で開発が進められている。
 アキュラは現在、ウェイン・テイラー・レーシングおよびメイヤー・シャンク・レーシングと組んで、DPi(デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル)規定のマシンである『ARX-05』をIMSAで走らせている。このパートナーシップは、2023年も引き継がれるようだ。
 公開されたARX-06の画像は、カモフラージュが施され輪郭がハッキリ分からないようにされているが、ノーズやフロント部分の空力処理など、ARX-05の特徴的なデザインが引き継がれているようだ。
 アキュラのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターであるデイブ・マレックは、「アキュラARX-06のエクステリアデザインは、アキュラの新しい乗用車の制作方法と全く同じプロセスで制作された」と述べた。
「アキュラの市販車デザインをリードする世界的なスタイリストが最初のスケッチを作成し、それをいくつかのデザイン候補に絞った」
「次に、スケールモデルを作成し、空力と風洞のモデルテストを行ない、HPDとパートナーチームにフィードバックを求めた。テストと評価のプロセスを通じてデザインは改良され続け、最終的にはアキュラの重要なスタイリングの特徴を維持しながら、我々のパフォーマンス目標を達成するための処置にたどり着いた。それはエキサイティングなプロセスだった」
 ARX-05は、チーム・ペンスキーと組んでいた2019年と2020年のIMSAタイトルを獲得した他、ウェイン・テイラー・レーシングは2021年に、メイヤー・シャンク・レーシングは2022年にそれぞれARX-05でデイトナ24時間を制している。
 
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