絶好調のペレス、今季はタイトルを狙うチャンス? 新契約も追い風に「マシンはかなり快適!」
セルジオ・ペレスは、モナコGPの週末を前にレッドブルと2年間の契約延長にサインし、少なくとも2024年末までマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして活動することになった。
motorsport.comが、早期に契約を結ぶことのメリットについて訊くと、ペレスは次のように答えた。
「ドライバーとして確実性を求められるのは確かだ。そして、そのストレスから解放されたいと思う。だから、(契約は)早ければ早いほどいいんだ」
「週末ごとに100パーセントの力を発揮するのは、とてもエネルギーと集中力を必要とする。だから早い段階で契約に合意できたのはよかったよ」
ペレスはレッドブルのマシンに対する自信とマシンの調子から、今シーズンのワールドタイトル獲得に向けて「いいチャンス」があると感じている。
昨シーズンは、マックス・フェルスタッペンと比べパフォーマンスが低かったペレスだが、今季はほぼ互角の速さを見せている。彼は、レギュレーションが一新されたことによって、クルマの特性がリセットされたためだと考えている。
「昨年は言うまでもなく、レギュレーションがしばらく変わっていない中でレッドブルに加わった。だから、チームに長くいたドライバーはその点でアドバンテージがある状態だったんだ」
「だからその(2021年)クルマと、その哲学に新しく触れた僕にとって、適応すること、そして常に最大限の力を引き出すのは非常に難しかった。とてもユニークなドライビングスタイルが必要で、適応に時間がかかったんだ」
「シーズン終盤は良かったが、シーズンを通して時間がかかりすぎた」
「ゼロからのスタートは、誰にとってもいいチャンスだと思う。特に、レッドブルでの2年目ということで、エンジニアや周りの人たちのことをよく理解していることが、すでに大きな強みになっていると思うんだ。これは大きな一歩だ」
「マシンのほうは、かなり快適だと感じている。そして、最大限の力を引き出すことができるんだ」
モナコGPで勝利したペレスは、アゼルバイジャンGPでも好調を維持。FP1ではトップタイムを記録し、FP2ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)に次ぐ2番手タイムをマークしている。
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