ノリス、マクラーレンのチームオーダーには“ひとまず”納得。序盤リカルドの”我慢”に理解示す
F1第8戦アゼルバイジャンGPを、マクラーレンはダニエル・リカルドが7位、ランド・ノリスが8位とダブル入賞で終了した。終盤にはチームオーダーによる指示も発生したが、ノリスはこれを受け入れている様子だ。
ノリスとリカルドは決勝レースのスタートタイヤにそれぞれミディアム、ハードを履き、異なるタイヤ戦略を選択。リカルドはハードタイヤながらも序盤からノリスの後方を良好なペースで走っていたが、ピットストップの前には、追い抜くチャンスがあっても待つように伝えられていた。
レース33周目の2度目のバーチャル・セーフティカー(VSC)導入時までハードタイヤで引っ張ったリカルドはここでピットイン。VSCによりピットロスが少なくなったことで、リカルドはノリスの前に出ることに成功した。
そしてレース終盤、ミディアムタイヤに履き替えたリカルドはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)をノリスを従えて追いかけていた。しかしノリスはこの際、リカルドを追い抜いてアロンソにアタックできないかとチームに要求していた。
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