ドゥカティが苦手ドイツで好発進! ミラー&バニャイヤがワンツー。中上が5番手|MotoGPドイツFP1

 

 ザクセンリンクで開催されているMotoGP第10戦ドイツGP。初日のフリー走行1回目では、ドゥカティのジャック・ミラーが最速タイムを記録した。
 アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)の周回数ミスという衝撃のシーンもあった前戦カタルニアGPから2週間。MotoGPは今シーズンの折り返しとなる第10戦ドイツGPをザクセンリンクで迎えた。
 現地の天候は晴れ。FP1開始時には気温21℃、路面温度31℃と穏やかなコンディションだった。
 セッション序盤は、このコースを苦手としてきた傾向のあるドゥカティを走らせるヨハン・ザルコ(プラマック)が暫定トップタイムをマーク。中盤にはトップタイムを更新されるものの、それもドゥカティのジャック・ミラーと、ドゥカティリードの状況は変わらなかった。
 残り20分となる頃、ターン1で立て続けに転倒が発生した。まずアンドレア・ドヴィツィオーゾ(RNFヤマハ)、そしてポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)がクラッシュ。両名とも怪我はないが、マシンを破損してしまった。
 ターン1での転倒は更に続いた。数分と経たないうちにアレックス・リンス(スズキ)が同じような形で転倒。なおリンスは前戦カタルニアGPで転倒に巻き込まれ左手首を骨折しているが、メディカルチェックを通過して出走している。
 セッションも残り10分を切った終盤、ポル・エスパルガロがターン1でこの日2度目のクラッシュを喫してしまった。
 FP1終了が迫ってくる時間帯となっても、なかなかトップタイムを更新するような速さを見せるライダーが現れないまま、各車が最後のタイム計測へと入った。
 そして結局、セッション中盤にミラーが記録した1分21秒479を超えるタイムは計測されないまま、FP1が終了。ドゥカティのミラーが最速となり、2番手には僚友のフランチェスコ・バニャイヤが続いた。3番手はヤマハのファビオ・クアルタラロだ。
 前戦カタルニアGPで転倒し、まだ右肩に痛みの残る状態だと話していた中上貴晶(LCRホンダ)は、5番手タイムでホンダ勢最上位と健闘している。
 
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