角田裕毅、PU交換のグリッド降格ペナルティで最後尾スタート決定。前戦トラブルのルクレールは”今のところ”セーフ

 

 アルファタウリの角田裕毅は、シーズン開幕からパワーユニット(PU)トラブルが相次いだこともあり、第9戦カナダGPで年間規定数を越える4基目の内燃エンジン(ICE)、ターボチャージャー(TC)、熱エネルギー回生システム(MGU-H)、運動エネルギー回生システム(MGU-K)を投入した。
 これにより角田は、カナダGPの決勝レースをグリッド最後尾から迎えることとなった。ただカナダGPの舞台であるジル・ビルヌーブ・サーキットは、ストレートが長いことからオーバーテイクは比較的容易であるとされており、最後尾からの追い上げも不可能ではない。
 なお、角田はコントロールエレクトロニクス(CE)とエナジーストア(ES)も2基目を投入。こちらに関しては規定数の範囲内には収まっているものの、これ以降の交換はペナルティの対象となる。
 一方で前戦アゼルバイジャンGPでPUトラブルに見舞われたフェラーリのシャルル・ルクレールは、既に規定数上限となる3基目のTCを投入していたことから、カナダGPで4基目を使用すればグリッド降格は免れないとされてきた。しかし、フリー走行1回目では規定範囲内となる3基目のICEとMGU-H、MGU-K、2基目のCEを新たに投入。新たなTCは使用しなかった。

ルクレールは以前使用していたターボチャージャーを使用することで、今のところグリッド降格は免れている。
Photo …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです