F1分析|レッドブル6連勝も、これまでにはない辛勝? フェラーリに逆襲開始の兆しが見えた

 

 F1カナダGPを制したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンだった。これでフェルスタッペンは今季6勝目、レッドブル勢としては第4戦エミリア・ロマーニャGPから6連勝……すでに今シーズンを手中に収めた感がある。
 ただ今回のレース中のペースを見ると、ここ数戦のような”楽勝”ではなかった。
 確かに前回のアゼルバイジャンGPではフェラーリ勢が揃ってリタイア。モナコでもフェラーリが戦略ミスを喫して後退していった。ただレースペースを見ると、明らかにフェラーリ勢のデクラデーション(タイヤの性能劣化)は大きく、レッドブル勢には太刀打ちできそうもなかった。事実、エミリア・ロマーニャ〜スペインGPまでの3戦は、デグラデーションが大きかったため、レッドブル勢を相手に完敗を喫している。
 ただ今回のカナダGPでは、カルロス・サインツJr.がフェルスタッペンに真っ向勝負を演じた。それが特に現れているのが第2スティントであろう。

F1カナダGP決勝レースペース分析:トップ2
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