レッドブルにもフェラーリにも似ている? ウイリアムズがアルボン車を大幅アップデート

 

 今季ここまで9戦を終えた段階でコンストラクターズランキング最下位となっているウイリアムズ。F1第10戦イギリスGPを前に、彼らは今季のマシン『FW44』のパフォーマンスを向上すべくアレクサンダー・アルボンのマシンに変更を加えてきた。なおスペアパーツに限りがあることや、比較データを収集できることから、チームメイトのニコラス・ラティフィは従来型のボディワークを継続して使用する。
 アルボンのマシンを見ると、特にサイドポッドの形状は大きく変わっているため、これが周辺の気流に影響を与えることは間違いないが、それに対応して床下付近にも多くの変更がなされたようだ。
 これらのデザインは今季タイトル争いを繰り広げるフェラーリやレッドブルの影響を受けているのは明らか。サイドポッドのデザインは、完全に上記2チームの特徴をミックスしたようなものとなっている。
 サイドポッドの全体的なデザインコンセプトは、レッドブルをはじめとするチームが採用しているようなダウンウォッシュ(気流を下に流すこと)を狙ったものに見える。逆に横に細長い吸気口やサイドポッド下部の形状はフェラーリ寄りと言える。
 これに伴い、ラジエターなどの冷却類、電気系統などの配置も全て見直された。サイドポッドのボディワークが調整されたことで、エンジンカバーのデザインも変更された。

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