アロンソ、最後列からトラブルを乗り越えて入賞「今季ベストレースのひとつ」アルピーヌ/F1第11戦決勝
2022年F1オーストリアGP決勝で、フェルナンド・アロンソは10位、エステバン・オコンは5位でフィニッシュ、アルピーヌはダブル入賞を果たした。
■フェルナンド・アロンソ(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=10位
19番グリッド/タイヤ:ハード→ハード→ミディアム→ミディアム
たった1ポイントでも、何もないよりはましだ。特に今日は最後尾からスタートしたことを考えればね。先週末のシルバーストンほどではないにせよ、今季のベストレースのひとつだったと思う。
終盤まで6番手か7番手あたりを争っていたが、VSC中に2回目のピットストップを行い、その時に取り付けたタイヤから異常な振動が発生した。そのため、もう一度ピットに入って、別のセットのタイヤに交換することにしたんだ。この余分なストップでいくつかポジションを失い、最終ラップまで戦い続けるしかなかったが、それでもフィニッシュの時点では何とか10位まで挽回することができた。
今日のようなレースで1ポイントしか獲れなかったのはちょっと残念だが、全体的なペースの速さと、チームとしてのパフォーマンスには大いに満足してもいいだろう。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=5位
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
最高のレース、最高の週末だったよ! 何よりも大事な決勝で、自分たちのペースを最大限に引き出せたと思う。僕のF1での100戦目を文句なしのかたちで終えることができた。コース上では何度かいいバトルができたけど、終盤のジョージ(・ラッセル)はとても速くて追いつけなかった。5位は僕らの手が届くベストリザルトだったと思う。
こうしてまたポイントを稼いで帰路につくことができる。僕はドライバーズ選手権で8位に上がり、コンストラクターズ選手権でもマクラーレンと肩を並べた。チームとして正しい方向へ進んでいると思うし、好調の波に乗ってチームのホームレースであり、もちろん僕のホームレースでもあるポール・リカールへ向かおうとしている。次の週末は素晴らしいものになるはずだ。
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