レッドブル、フェルスタッペンの”敗因”に困惑「デグラデーションが急に悪化した原因を理解しなければ」

 

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPの予選でポールポジションを獲得。スプリントレースも比較的容易に制してみせた。そのため、決勝レースでもフェルスタッペンが逃げ切るかと思われた。
 しかしその決勝レースでは、12周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)に先行を許すと、フェラーリ勢よりひどいタイヤデグラデーション(性能劣化)に見舞われていたこともあり、直後にピットインした。
 フェルスタッペンはフェラーリ勢よりも先に先にタイヤを交換する戦略を採り、厳しい状況を打開することを目指したが、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)がエンジントラブルでリタイアするまでは、2位の座も危うい状態だった。
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