常勝軍団復活への道は長い……ハミルトン、二強との予選ペース差に落胆「優勝はこのままじゃしばらく無理」

 

 F1第12戦フランスGPの予選で4番手となったルイス・ハミルトン(メルセデス)は、フェラーリとレッドブルの二強とのペース差に落胆を隠せない様子だ。
 今季序盤から苦戦が続いたメルセデスは、アップデート投入によりここ数戦は好調が続いていた。イギリスGPやオーストリアGPでは二強にも迫る走りを見せ、ポール・リカール・サーキットのスムーズな路面とコースレイアウトから、フランスGPではさらにその差は縮まっていくというのが大方の予想だった。
 しかしフリー走行からメルセデスは苦戦。予選ではハミルトンが4番手の1分31秒765を記録し、本人もQ3での最終アタックを「美しいラップ。本当にいい感じ」だと語ったが、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のポールポジションタイム(1分30秒872)からは0.893秒差という結果に終わっている。
 チームメイトのジョージ・ラッセルも、ランド・ノリス(マクラーレン)に及ばず6番手となった。
 ハミルトンは予選セッション終了後、次のようにコメントしている。
「なぜか、僕らは今回(二強から)かなり遅れている。全体的にそうだ」
「トップ2チームは本当に別次元にいる。ただ僕がフリー走行1回目を走らず後手に回ったことを考えると、僕らの進歩には本当に満足できる(FP1はニック・デ・フリーズがハミルトンのマシンで走行)」
「ファクトリーのみんなは、進歩のために一生懸命頑張ってくれた。僕らは今回、一歩後退することにはなったけど、予選ではなんとかペースを上げることができた」

Lewis …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです