F2ポール・リカール、レース後審議でペナルティ多数。岩佐歩夢は6位に繰り上げ

 

 F2第9戦ポール・リカールのレース1は、レース後のペナルティで結果が大きく変動した。
 最も上位でフィニッシュし、ペナルティを受けたのはテオ・プルシェール(ARTグランプリ)。3番手でチェッカーを受け、暫定表彰式にも出たが、3番手争いの際にターン11でマーカス・アームストロング(ハイテック)をコース外に押し出したとして、スチュワードの調査を受けることになった。
 スチュワードは、プルシェールが「ラインを維持できず、幅寄せしてアームストロングをコースアウトさせた」と判断し、「このインシデントはプルシェールに責任がある」と付け加えた。
 プルシェールは5秒のタイム加算ペナルティを受け、7位に降格。代わって、ポイントリーダーのフェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)が3位となった。
 なお、アームストロングにもペナルティが出ている。彼はユアン・ダルバラ(プレマ)との2番手争いで接触。ダルバラをコース外に追いやっており、アームストロングに非があると判断された。この件でアームストロングにも5秒のタイム加算ペナルティが出た。
 また、ダルバラやプルシェールと大立ち回りをしたアームストロングとのバトルで、ペナルティを受けてしまったのがユーリ・ヴィップス(ハイテック)だ。
 ヴィップスは最終ラップのターン15でアームストロングと接触し、チームメイトをコースアウトさせたため、5秒加算のペナルティを受けた。
 このペナルティにより、ヴィップスは6位を失い、11位に。アームストロングは9番手から14位に下がった。
 これらのペナルティの結果、8番手でチェッカーを受けていたDAMSの岩佐歩夢は6位まで浮上。ヴィルトゥオーシ・レーシングの佐藤万璃音は惜しくもポイントに届かず9位となっている。
 その他、ロベルト・メルヒ(カンポス)との接触でセーフティカー出動の原因となったエンツォ・フィッティパルディ(チャロウズ)にはレース2での5グリッド降格ペナルティが出された。フィッティパルディは予選14番手だったため、日曜日のレース2は19番手からのスタートとなる。
 
Read …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです