F1分析|フェラーリの”不思議”なレースペース。SCのタイミングはフェルスタッペンの助けになった?

 

 2022年のF1第12戦フランスGPは、ある意味不思議なレースだったと言えよう。
 このレースでポールポジションからスタートしたのは、フェラーリのシャルル・ルクレールだった。好スタートを決め、先頭でレースを進めていったルクレールだったが、後続を引き離すことができず、苦しいレースになったかに見えた。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが真後ろにつき、プレッシャーをかけ続けているように見えたのだ。
 ルクレールのペースは徐々に下落し、これに付き合わされるようにフェルスタッペンのペースも落ちていった。当初は後続よりも1周につき1秒ほど速かったふたりのペースは、7周目には後続と同じペースになったのだ。
 当時多くの人は、フェルスタッペンがいつ仕掛けるのか……そういう想いでレースを見守っていたことだろう。しかし13周目頃から様相が一変する。ルクレールとフェルスタッペンの差が開き始めたのだ。

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