F1ハンガリー予選速報:ラッセル、メルセデスに待望の今季初ポールもたらす。フェルスタッペンはアタック不発

 

 F1第13戦ハンガリーGPの予選がハンガロリンクで行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、メルセデスのジョージ・ラッセルだった。
 FP3はウエットコンディションで行なわれたものの、雨は降り止み、予選開始時刻を迎えた時点ではドライタイヤでの走行が可能な状況。結局、予報に反して予選で雨用タイヤの出番はなかった。
 ただ路面には雨の影響が残り、コンディションが変化した影響か予選Q1から僅差のアタック合戦が展開された。
 Q3で最速タイムを記録したのは、なんとラッセル。自身初、そしてチームに今季初のポールポジションをもたらした。
 0.044秒差の2番手はフェラーリのカルロス・サインツJr.。3番手はシャルル・ルクレールで、ラッセルとは0.190秒差だった。
 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは最終アタックを前に無線でパワーがないと訴えた。メカニックと無線でやりとりしながら解決を目指したものの、フルパワーでのアタックはできず。Q1最初のアタックでミスがあったこともあり、10番手に終わった。
 アルファタウリの角田裕毅は、Q2進出にわずか0.035秒届かず16番手。ピエール・ガスリーはタイム抹消の影響もあり19番手と、アルファタウリは2台がQ1で予選を終えることになってしまった。
 
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