アストンマーチンは8月1日に、2023年のドライバーとして現アルピーヌのフェルナンド・アロンソを起用することを発表した。
　F1ハンガリーGPを前に、セバスチャン・ベッテルが今季限りでのF1引退を発表。その後任が注目されていたが、ハンガリーGP決勝の翌日に、アロンソの電撃移籍が明らかとなった。
　勝てるチームを目指して、積極的に設備投資や人材獲得を進めているアストンマーチン。これまでチームを引っ張ってきたベッテルの後任としてアロンソを起用し、さらにその歩みを進めていくようだ。
　チーム代表のマイク・クラックは、アロンソのアストンマーチン加入について、次のようにコメントしている。
「フェルナンドと一緒に仕事をする機会を得たことで、エンジニアリングチームや組織全体が興奮しているのを目の当たりにしている」
「我々は、ほぼ全員がフェルナンドのような才能と経験を持つ人物から学ぶことができると考えている。そしてそれは、すでにチーム内に存在する熱狂的なエネルギーをさらに高めることになると確信している」
「我々は、勝てる組織を作る旅をしているが、フェルナンドがその進歩を加速させ、我々が誇りを持てるようなパフォーマンスをもたらしてくれることは明らかだ」
「フェルナンドとランス（ストロール）を来年のドライバーラインアップに迎えることができ、うれしく思う。経験豊富なドライバーと若いドライバーの組み合わせは非常に強力であり、両ドライバーが共に戦い、共に働くことを楽しみにしている」
「チームは（来季マシン）AMR23の開発に焦点を当てた新しいリーダーシップを持っており、それらや我々の今後のプロジェクトがフェルナンドがもたらす知識と経験の恩恵を受けられることに、我々は皆興奮している」
 
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