アレクサンダー・アルボン、2023年以降もウイリアムズF1に残留。複数年契約を締結
8月3日、ウイリアムズ・レーシングは、アレクサンダー・アルボンと複数年契約を締結し、2023年以降もアルボンがチームにとどまることを発表した。
アルボンは2019年にトロロッソ(現在のアルファタウリ)からF1にデビューし、その年のサマーブレイク明けにピエール・ガスリーと入れ替わる形でレッドブルに昇格。F1デビューイヤーをドライバーズランキング8位で終えた。
2年目の2020年もレッドブルに残留するが、表彰台獲得回数は2回と、チームメイトのマックス・フェルスタッペンに大きく引き離されランキングは7位。その年限りでレッドブルのシートを失った。2021年はレッドブルのリザーブドライバー兼テストドライバーに就任し、F1以外ではDTMドイツツーリングカー選手権にも参戦した。
そして2022年にウイリアムズからF1に復帰し、サマーブレイク前の第13戦ハンガリーGPを終えた時点で、入賞が2回、ドライバーズランキング19位となっている。
ウイリアムズ残留の決まったアルボンは、以下のようにコメントした。
「2023年もウイリアムズ・レーシングにとどまることになり、ワクワクしている。そして今シーズンの残りと来年、チームとして何を達成できるのか、楽しみにしている」
「チームは進歩するために懸命に作業をしている。僕はこの旅を続け、ともに学んだことをさらに発展させることに大きなモチベーションを感じている」
またウイリアムズのCEO兼チーム代表を務めるヨースト・カピートは、アルボンの残留と契約延長を喜び、開発を続けるための安定した基盤を与えてくれると語った。
「アレックスは素晴らしいドライバーであり、ウイリアムズ・レーシングの大切なメンバーだ。彼と長期的に一緒に働けることが決まり、大変嬉しく思っている」
「アレックスは、将来的にチームにより大きな成功をもたらしてくれるであろう優れた技術と洞察力を兼ね備えている」
「彼は激しい競争者であり、人気があって、忠実なチームメンバーであることも証明されている。この新しいF1マシンの時代において、開発を続けるための安定した基盤をもたらしてくれることを嬉しく思う」
なお2023年のアルボンのチームメイトについては、まだ何も発表されていない。
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