まるで恐竜? ドゥカティのテールカウルに翼が生える。ブレーキング時の安定性向上が狙いか

 

 ドゥカティは、MotoGP第12戦イギリスGPのフリー走行2回目で、斬新な形のウイングレットを新たに導入した。
 ドゥカティはバイクの空力開発を本格的に推し進めた最初のメーカーであり、車高デバイスの開発でも先鞭をつけるなど、MotoGPの技術革新をここ数年リードしてきたメーカーだと言える。
 そしてイギリスGPのフリー走行2回目、ドゥカティはグレシーニのエネア・バスティアーニとプラマックのホルヘ・マルティンのマシンのテールユニットに左右ふたつずつ、合計4枚のウイングレットを装着させた。
 さらに、バスティアニーニとマルティンが使用したウイングレットの構成は若干異なっており、ドゥカティがこの最新の開発パーツで何を意図しているかはまだ明確にはなっていない。
 FP2を13番手で終えたマルティンは、新しいエアロパッケージによってトップスピードが上がったと明かしたが、逆に敏捷性が失われたと考えている。
 ドゥカティの空力アップデートについて訊かれたマルティンは「ウイングだけじゃなくて、フロントのフェアリングもアップデートされている」と答えた。
「でも目立つのはリヤだろう。午後にフェアリングを試した時はそれほど速くなかったから、多くを語ることはできない」
「だから、全体的には分からないんだ。このまま残すべきか、それとも外すべきか、分析して理解する必要がある」
「方向転換のときに少し難しく感じたが、ストレートでは良くなった。結局のところ、バランスが大事で、どちらを取るべきかを理解する必要があるんだ」

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