アレイシ・エスパルガロ、かかとの骨折が判明。1週間の絶対安静も、手術の必要はなし

 

 アプリリアのアレイシ・エスパルガロは、MotoGP第12戦イギリスGPのFP4でクラッシュ。その負傷を抱えながらも、なんとかレースを9位で戦い抜いた彼だが、右かかとを骨折していたことが判明した。
 エスパルガロは、FP4で高速の左コーナーであるファーム(ターン12)でハイサイドを起こし、時速約185kmで激しく転倒を喫した。自力で立ち上がることができず、担架に乗せられてメディカルセンターに運ばれた彼だが、足を引きずり、スタッフに支えられながらも予選に参加。6番グリッドを獲得した。
 痛みに苦しんでいると認めながらも、決勝レース出場を決断したエスパルガロ。トラクション不足もあって9位でレースを終えたが、怪我を抱えながらも、タイトル争いのライバルであるファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)のすぐ後ろでフィニッシュ。タイトル争いのリードを1ポイントしか広げられずに済んだことを考えると、驚異的な戦いぶりだったと言えよう。
 そしてエスパルガロの怪我は、思った以上に深刻だったようだ。レース後、彼はバルセロナに移動し、デクセウス病院で検査を受けた結果、右足のかかとを骨折していたことが明らかとなったのだ。
 手術の必要はないものの、2週間後の次戦オーストリアGPに間に合うよう、今後1週間は安静にするよう彼は指示されている。
 アプリリアは次のように声明を発表している。
「バルセロナのデクセウス病院で行われたメディカルチェックの結果、アレイシ・エスパルガロは右足のかかとを骨折していると診断された」
「シルバーストンのフリー走行でハイサイドを喫したスペイン人ライダーは、その後、予選と決勝にストイックに挑んだ」
「この怪我に外科的治療の必要はなく、アレイシは7日間の絶対安静を言い渡された。その間彼は松葉杖を使用して、怪我した足に負担をかけないようにする」
「次のレースウイークエンド(8月19-21日、オーストリア)に最高のフィジカルコンディションで臨むことが目標だ」
 
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