エバンスがパーフェクトな戦いで優勝。バンドーン、タイトル決定ならず|FE第15戦ソウルePrix決勝

 

 フォーミュラEの第15戦ソウルePrixの決勝レースが行なわれた。優勝はジャガーのミッチ・エバンスだった。
 予選でポールポジションを獲得したのは雨の難しいコンディションで抜群の速さを発揮したオリバー・ローランド(マヒンドラ)。2番手にはルーカス・ディ・グラッシ(ヴェンチュリ)、3番手にはエバンスが続いた。ポイントランキング首位のストフェル・バンドーン(メルセデス)は7番グリッドスタートだ。
 決勝レース開始時刻には雨は降り止んでいたが、路面はウエットコンディションであり、レース自体もウエット宣言がされてスタートを迎えた。
 45分+1周の決勝レースがスタートすると、3番手スタートのエバンスが非常に良い加速を見せ、前ふたりを追い抜いて先頭に浮上した。オープニングラップはそこにローランド、ディ・グラッシ、ジェイク・デニス(アンドレッティ)、エドアルド・モルタラ(ベンチュリ)、ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)と上位陣が順当に並んだ。
 ただその後方では8台が絡む多重クラッシュが発生し、レースはいきなり赤旗中断となった。
 ターン21で発生したマルチクラッシュは多くが単独でウォールにぶつかる形。中には既にバリアに衝突しているマシンに潜り込むような形となり、2台が重なり合うようになったモノもあった。セバスチャン・ブエミ(日産・e.dams)のマシンの下に突っ込んだニック・デ・フリーズ(メルセデス)はその状態でしばらく救助を待つことになったが、怪我などはない様子だった。
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