レッドブルのマルコ、予算制限への対応の難しさを語る「F1が会計士の選手権になり下がらないことを願う」

 

 レッドブルのモータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコは、F1レギュレーションで定められた予算制限により、F1が“会計士の選手権”になってしまわないことを願っていると語った。F1には2021年に財務レギュレーションが導入され、バジェットキャップが設定された。

 基本となる予算上限額は2021年には1億4500万ドル(約198億円)、2022年には1億4,000万ドル(約191億円)に定められ、金額はレース数に応じて調整される。また、インフレ率の上昇により、今年は3.1%に制限されたインデクセーションが導入され、予算上限額がわずかに引き上げられることが決まった。

 マルコはチームの体制に自信を示すなかで、「バジェットキャップに対応できる優秀な財務担当者がいる」とも語り、現在のF1では、予算制限への対応が非常に重要であると明かした。

ヘルムート・マルコとクリスチャン・ホーナー(レッドブル)

「財務部門を大幅に拡張した」とマルコはドイツのモータースポーツニュースサイト『Motorsport-Total.com』が行ったインタビューのなかで語っている。

「以前は、技術者がどれだけ必要かを申告すればよかった。そしてビジネスプランから外れた場合には、ザルツブルクのレッドブルとともに何らかの形で調整するわけだ。今は財務担当者との協力によってアップデートが決まるし、アップデートの規模も決まる」

「だが、財務担当者が『今後、アップデートは一切できません』と言うわけではない。我々チーム上層部が状況を見て、アップデートはまだ必要だと言う。そうすると、他のどこかで節約が必要になるのだ」

「FIAも我々も学んでいる過程だ。私としては、会計士の選手権になり下がることがないよう願っている」

 マルコはまた、レッドブルは、現在の予算制限下で、スタッフの配置換えを行ったとも述べている。

「レッドブル・レーシングのスタッフを減らした。だが、我々にはレッドブル・テクノロジーがある。スタッフは異動により他の仕事に就くことができる。我々にはハイパーカーやアメリカズカップの部門もある。失いたくない人材をそういったプロジェクトに移すことができるのだ」

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