中上貴晶、オーストリアGPは転倒リタイア。「空気圧の問題かもしれないが、減速が難しくなっていた」

 

 レッドブルリンクで開催されたMotoGP第13戦オーストリアGPで、LCRホンダの中上貴晶は転倒でレースを終えた。曰く、フロントタイヤのフィーリングが問題だったようだ。
 中上は予選で僅差のQ1敗退となり、決勝は14番手と中盤からのスタート。追い上げを狙っていたが、スタートでポジションを上げていくことができず、中団でチームメイトのアレックス・マルケスとランデブーが続いた。
 そして10周目、中上はターン7でフロントからのスリップダウンを喫し、転倒。ここでレースリタイアとなった。
 中上は今回の転倒に関して、フロントタイヤのフィーリングがレース中に変化し、減速が難しくなっていたと説明。その点が今回の転倒にも影響していた様子だ。 
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