マクラーレン離脱のリカルド、来季の新天地は未定「まだトップレベルの場所でやれるという信念がある」

 

 2021年から2年間所属したマクラーレンを離れることとなったダニエル・リカルド。しかし来季以降の所属先については未定だという。
 リカルドはマクラーレンと2023年末まで契約を結んでいたが、チームメイトのランド・ノリスと比較して十分なパフォーマンスを発揮できなかったこともあり、双方の合意の上で当初の契約よりも1年早い契約解除に至った。
 これでフリーエージェントとなるリカルドは、来季のことはまだ決まっていないものの、未だトップレベルの場所で戦うことができる自信があるようだ。
「将来に関して何が待ち受けているのかについては、まだ分からない……そのうち分かるだろう」
 リカルドは自身のソーシャルメディアでそう語る。
「マクラーレンでの日々は笑顔で振り返ることができる。自分自身多くのことを学んだし、これは自分のキャリアの次のステップで役立つだけでなく、人生全般で役立つと思う」
「このスポーツのことは、今でも大好きだ……。これは何も変わっていない。まだ自分の中の炎は燃えているし、トップレベルの場所でやれるという信念があるんだ」
 マクラーレンで苦しいシーズンを送ったとはいえ、経験豊富でありF1通算8勝の実績を誇るリカルドはドライバー市場の中でも最も魅力的な選択肢のひとつと言えるだろう。2023年に向けてF1レギュラーシートの空きは少なくなっている状況だが、アルピーヌやアルファロメオ、ハース、ウイリアムズといったチームに移籍し、F1に残る可能性は十二分にある。
 リカルドはまた、マクラーレンとそれぞれ別の道を歩むと相互に合意したことについてより詳細に語り、残されたマクラーレンでの時間を最高の形で終えたいとしている。
「僕たちは多くの議論を重ねてきたけど、最終的にはこれがお互いにとってベストなことであるという結論に至った。今年の残りシーズンもベストを尽くして行くし、絶対に全力で戦い続ける」
「リザルトという観点で言えば、確かに安定した勢いや結果を維持することができず、苦しい戦いになった。それに関しては僕も実感していた。でもチームでも生活に関しては楽しい思い出もたくさんあった」
「モンツァで表彰台の最上段に登り、チームに2012年以来の勝利をもたらせたことを思い出す。みんなが笑顔で、あのひとときを過ごせたことは本当に素晴らしかった。あれは僕にとって忘れられない出来事だし、おかげで得られた良いこともたくさんあった」
 
 
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