マクラーレンF1、リカルドの後任について「非常に自信を持っている」と発言も、詳細は明かさず
マクラーレン・レーシングCEOザク・ブラウンは、ダニエル・リカルドとの契約を1年早く2022年末で終了すると発表した際に、後任ドライバーについて明らかにしなかったものの、2023年のドライバーラインアップは強力なものになるとの確信を示した。
2021年にマクラーレンに加入後、リカルドは本来の力を発揮できず、チームは不満を募らせていった。その結果、8月24日、マクラーレンとリカルドは、2022年末で袂を分かつことを発表した。
8月上旬の時点で、マクラーレンは2023年に向けてアルピーヌのリザーブドライバーであるオスカー・ピアストリと契約を結んだとのうわさが持ち上がっていた。アルピーヌは、フェルナンド・アロンソの後任としてピアストリの2023年起用を発表、しかしその直後にピアストリがそれを否定し、契約上のトラブルが発生している。アルピーヌはピアストリとの間に有効な契約があると主張、一方マクラーレン側はこの件について一切コメントはしていない。
しかしブラウンは、リカルドとの契約を早期終了すると発表した際、メディアに対して、ランド・ノリスのチームメイトに関してポジティブな発言を行った。
「我々の将来について、非常に自信を持っている。これについては追って発表する」とブラウンは語った。
「今週末、そして今シーズンの残りレースを戦うために、今日この(リカルドについての)発表を行うことが重要であると考えた」
リカルドとは友好的に合意に至ったと、ブラウンは示唆した。
「ダニエルとは非常に友好的でフレンドリーな関係だ。このような形で終わりを迎えるのは残念なことだ。だが(2021年にリカルドが優勝したイタリアGPの)モンツァのことを振り返ると、これは私にとっては、自分のマクラーレン時代のなかで最も興奮した瞬間だった。ダニエルとランドとともに表彰台に上ったのだ」
「こういう残念な結果にはなったが、ダニエルとともに、今年の残りのレースに期待している。そして我々の将来については追って発表するつもりだ」
アンドレアス・ザイドル代表は、リカルドに代わってたとえばピアストリのようなルーキーを起用することのデメリットについて聞かれた際に、リカルドの後任についてのコメントを避けた。
「今そういう比較をすることに私は興味はない。今日はダニエルについての話をしている。スパでの週末を通して、話題はダニエルについてだ。我々は前に進みたいと思っている。ダニエルも、今日発表した話題について、前に進みたいと考えている。将来については、その後に話すことだ」
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