グリッド降格ペナルティ連発! F1ベルギーGPで『誰が』『何を』交換した? 

 

 F1第14戦ベルギーGPの予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が最速タイムをマークしポールポジションを獲得。しかし今回はそのフェルスタッペンを含む、多くのドライバーがグリッド降格ペナルティを科されており、スターティンググリッドは予選結果からかなりの変動が発生した。
 しめて7名にグリッド降格ペナルティが発生したが、予選と並行してそれらの情報を把握するのは難しかったかもしれない。ここでは改めて”どのドライバー“が、”何を”交換してペナルティを科されたかを確認していく。
 まず現在のF1におけるルールの確認だが、パワーユニット(PU)の主要コンポーネントには年間の使用可能上限数が設けられている。そして、それを超過してしまうと、グリッド降格ペナルティを科されることになっている。
 具体的な年間のPU各コンポーネント使用可能数は、エンジン(ICE):3基、ターボチャージャー(TC):3基、MGU-H:3基、MGU-K:3基、コントロールエレクトロニクス(CE):2基、エナジーストア(ES):2基、エキゾーストシステム(EX):8基となっている。
 これらPUコンポーネントは”初めて”超過した際には、1コンポーネントあたり10グリッドの降格ペナルティが、それ以降は1コンポーネントあたり5グリッド降格のペナルティとなる。
 そしてレギュレーションでは、これらのPUコンポーネント交換によるグリッド降格が“15”を超えると、最後尾スタートとなると規定されている。
 さらに今季からは、ギヤボックスも年間の使用可能数が定められるRNC(Restricted-Number …読み続ける

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