F1第14戦ベルギーGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2022年F1第14戦ベルギーGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。
■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
予選 10番手
今日についてはそれなりに満足している。現実的に考えてできる限りのことはできたと思う。もちろんこのポジションを目指していたわけではないし、ニュータイヤを履いていれば7番手には入れたと思う。そのほうがナイスではあるんだけど、明日の戦略を考えてベストな場所にいなければならなかったんだ。
それでも純粋なペースを考えれば望んでいた場所にいるわけではないから、明日はいくつか変更を加えて順位を上げ、ポイントを獲得したい。長いレースになると思うけど、何が起こるかはわからない。全体的に見ればいい位置にいるから、ベストを尽くすよ。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
予選 9番手
とてもいい感じだったよ。今週末は密かに自信があって、Q2を目指していたんだ。Q3はちょっと予想外だったけど、とてもハッピーだよ。僕たちにとっては素晴らしい結果だ。
クルマのフィーリングは素晴らしかった。僕たちはまだこのパッケージについて学んでいる最中で、FP3のあとにマシンに変更を加えたんだけど、それが予選でうまくいった。自分たちのクルマがローダウンフォースを好むことは知っていたし、トラックの状況が僕たちに合っているときには素晴らしいタイムが出ることもわかっていた。僕たちは純粋なペースで9番手になれたんだ。今日はみんながクリアラップを取れたようだけど、メルセデスとはコンマ数秒しか離れていない。条件が揃えば、僕たちは持っているものを最大限に活かせるということだ。
(他車の)ペナルティによって6番手からスタートすることになった。なんとか持ちこたえなければいけないし、スタートではオーバーテイクも可能かもしれない。僕たちのクルマはストレートが速く、理論上はオーバーテイクがしにくいはずだ。でもここはモナコのように後ろを抑えやすいコースではないから、明日は必死に防御することになりそうだ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
予選 8番手
どうして前戦はポールだったのに今日は1.8秒も離されてしまうのか、理解しがたいね。しかもマックス(・フェルスタッペン)に遅れを取っただけではなくて、アルピーヌからもコンマ6秒離された。
気温が低いときには苦労し、今年のイモラがそうだったように、タイヤをうまく機能させることができないんだ。
明日はアルピーヌやマクラーレン、ウイリアムズよりも良いペースを発揮できるという自信がある。一方で、レッドブルやフェラーリよりはコンマ5秒から1秒遅いだろう。
今夜は自分たちのペースについて調査する必要があるけれど、予選が終わったのはよかった。予選は僕たちの弱点なんだ。明日はもっと速いはずだよ。
メルセデスにとって予選7番手と8番手は望む位置ではないし、このマシンのポジションではないことは分かっている。明日良い結果を出すために努力していく必要があるね。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
予選 7番手
改善に向けてみんなが必死に働いてくれているから、ギャップは縮まっているだろうと楽観的な気持ちでここに来たんだ。だから(トップから)1.8秒差というのには心底がっかりした。でもこれが現実だ。
僕たちはこのマシンにずっと苦労し続けている。今年が終わった後、このマシンを恋しくなることはないだろうね。
前の2チームは、別のリーグにいるから、落ちてくるのを期待し続けるわけにはいかない。態勢を立て直して、来年のマシンは望みどおりのものにする必要がある。今シーズンの残りのレースでは、今あるもので最善を尽くすつもりだ。
僕たちのマシンはドラッグが大きすぎ、コーナーでの空力バランスが不安定だった。それを調整するのはかなり難しいけれど、明日に向けてベストを尽くしたい。
チームの全員が必死に働いていることを知っているだけに、皆のことを考えると残念でならないよ。全員がすべてを注ぎ込んでいても、時には良いけれど、とても悪いこともある。それがこのマシンの根本的な性質なんだ。
(予選後の会見で語り)来年のマシンをどのように設計し、作り上げるかに集中すべきだ。(今回のレースでは)トップ5に入れればうれしいけれど、今週末、このマシンにトップ5のスピードはないから、ひたすら走り続けて、どこまでやれるかを見てみるよ。
■フェルナンド・アロンソ(BWTアルピーヌF1チーム)
予選 6番手
今日の僕たちのパフォーマンスには満足しているし、2台揃ってトップ6で予選を終えられたのはチームにとってポジティブな結果だ。セッション中、お互いにスリップストリームを与えあったのがうまくいった。
明日は面白くなりそうだし、カナダと同じようにトップ3からスタートして戦える機会だ。このポジションを活かすためにもクリーンなレースがしたい。グリッド後方からスタートする速いクルマが何台もいるから、後ろには警戒が必要だね。チェッカーフラッグが振られる時にトップ5か6にいたいと思っている。
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです