角田裕毅、ピットレーンから追い上げ13位。「ピットで時間を失ったけど、強いペースがあった」
スパ・フランコルシャン・サーキットで開催されたF1第14戦ベルギーGP。アルファタウリの角田裕毅は、このレースを14位でフィニッシュした。
角田は予選ではQ1敗退を喫し、19番手タイムと奮わない結果に。ただ周囲のドライバーのグリッド降格ペナルティもあり13番手とまずまずの位置からのスタートを予定していた。
しかし、チームは角田のマシンのパワーユニット(PU)を交換することを決定。これにより最後尾スタートとなるはずだったが、この作業がFIAの承認なしに行なわれたため、ピットレーンスタートとなってしまった。
決勝レースはスタート時にハードタイヤを履き、終始追い上げの展開のレースとなった角田。このスティントを長めに引っ張った角田だったが、中盤のタイヤ交換のピット作業に大きな遅れが発生し、タイムをロスすることになった。
以降は中団グループ内での争いとなった角田だがDRSトレイン状態もありなかなか順位を上げることができない。最終ラップにはなんとか周冠宇(アルファロメオ)をオーバーテイクし、13位でフィニッシュを果たした。
彼はレースを振り返ると、ピットストップ時のロスは残念だったものの、良いドライビングができたと満足している様子で、次戦オランダGPでもこうしたパフォーマンスを維持したいと話した。
■スクーデリア・アルファタウリ 角田裕毅
「ピットレーンスタートは常に厳しいものですが、今日は強いペースがあったと思いますし、良い戦略も相まってレース中に前に進むことができました」
「残念ながらピットストップでタイムをかなりロスしてしまって、DRSトレインにも引っかかってしまいました。ですが今日のドライビングやマシンの感触にはとても満足しています」
「オランダでも今週末のようなパフォーマンスや、クリーンなレースウィークを続けて、またポイント獲得を狙っていければと思っています」
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