F1イギリスGPで“影が薄かった”アストンマーチン。7位が限界もアロンソは「開発競争に心配なし」と反撃誓う

 

 シルバーストンで行なわれたF1第11戦イギリスGP。アストンマーチンとしては決勝でフェルナンド・アロンソが7位、ランス・ストロールが14位と低調な結果となった。
 シーズン開幕当初の勢いを考えると、パフォーマンスを上げるライバルに対して失速気味なアストンマーチンだが、アロンソは開発における心配はないと語っている。
 アロンソは9番手から決勝レースをスタート。ミディアムタイヤでの第1スティントを引っ張り、レース中盤のセーフティーカー出動を機にピットインを済ませ、ソフトタイヤで残りのレースを走りきった。
 結果としてアロンソは2ポジションアップでのフィニッシュとなったが、チームとして目立ったパフォーマンスを発揮することができなかった。
 一方で、決勝レースではマクラーレンのランド・ノリスが優勝したレッドブルのマックス・フェルスタッペンに続いてチェッカーを受けた。今季のペースセッターであるレッドブルを追う2番手チームの座はこれまで、アストンマーチンとメルセデス、フェラーリの3チームが争ってきたが、前戦オーストリアGPからアップデートを投入しているマクラーレンがそこに加わり、三つ巴から四つ巴の群雄割拠となった。
 アロンソは勢力図の変化を語る一方で、アストンマーチン『AMR23』には不向きなコース特性だったと説明している。
「予選日にも言ったけど、多分全てが少しずつ変わりつつある」とアロンソは言う。
「最近、いくつかのチームが大型アップデートを投入して、開発で先行されてしまった」
「コース特性も、ここは僕らのパッケージに最適なレイアウトではなかったと思う。今回が新しい構造のタイヤを使用した初レースなのは確かだし、タイヤも確認してみる必要がある」
 AMR23はシルバーストンで苦戦した一方で、モナコGPなどのテクニカルなサーキットでは強さを発揮する傾向があり、アロンソはハンガロリンクで行なわれる次戦ハンガリーGPでの復活に期待を寄せている。
「もっと詳しく分析する必要があるかもしれないけど、全体的に見れば、非常に厳しい週末になったと思う」とアロンソは続ける。
「ハンガリーGPで再び競争力を発揮できることを願っている」
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