クアルタラロ、対ドゥカティでさらに進化? ”奇妙な”オーバーテイク強いられるも「この先役立つはず」

 

 MotoGPのランキングをリードするファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、レース中にドゥカティ勢と競り合うと”奇妙なオーバーテイク”を試みなければならないと語っている。
 クアルタラロは2022年シーズンを13戦終えた段階で、チャンピオンシップ2番手のアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)に32ポイント差をつけてリードしている。
 しかしヤマハ勢はクアルタラロ以外競争力を欠いている状況でもある。2022年型YZR-M1はこれまでの傾向と違わず、ライバル勢に対して馬力が劣っている。これまでもクアルタラロが苦言を呈してきた領域だが、これによりドゥカティなどパワーで勝るライバルとの戦いがより大変なモノになってしまっている。
 ただそれでも、前戦オーストリアGPで示したようにクアルタラロはドゥカティ勢相手にもオーバーテイクを決めてきた。彼はオーストリアGPでの対ドゥカティの経験が”この先助けになる”と考えているが、ドゥカティ勢と戦う際には”全く異なるライディング”を強いられるのだと苦労も語っている。
「オーストリア戦はタフなレースだった。周りにドゥカティのライダーがいたからね。彼らは全く同じではないにしろ、同じようなバイクを走らせている」
「それで、彼らは加速やパワーの使い方と言う部分がとても似ているんだ。僕は彼らと比較すると、全く異なるライディングスタイルでやっていく必要があった」

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