ポール獲得のジャック・ミラー、決勝も自信あり? 「ドゥカティ最後のイタリア戦を良いレースにしたい」
ドゥカティの地元イタリアで行なわれているMotoGPサンマリノGPだが、予選では同チームのジャック・ミラーがポールポジションを獲得。決勝レースでも好結果を残す自信をのぞかせている。
小雨が降ったり止んだりと不安定な天候となったサンマリノGP2日目だが、ミラーはその予選でアタックを見事に決め、2018年アルゼンチンGP以来のポールポジションを獲得した。
Q2開始当時は路面コンディションを心配し、レインタイヤで様子見に出る必要があったが、ミラーはスリックタイヤで問題ないと判断し、即座にマシンを乗り換えた。
スリックタイヤでコースに戻ると他のライダーと同じ様にアタックに向かったが、ミラーは「正直なところ、ドライ路面のように走っていた」と振り返っている。
最終的にチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤも退け、ポールポジションを獲得したミラー。既に来季のKTM移籍が決まっているミラーとしても、ドゥカティで最後のイタリア戦を良いレースにしたいと考えているようだ。
「チームは素晴らしい仕事をしてくれているし、バイクの調子も最高だ」と、ミラーは語る。
「4年半ぶりのポールポジションを獲得することができたのも最高だね。チームにとっても僕にとっても嬉しいことだし、明日がどうなるか楽しみだ。ドゥカティでの最後のイタリアでのレースをこういう形で迎えられるのはすごくクールだし、良いレースにしたいね」
またミラーは、ドゥカティから離脱するまでに更に結果を残して行きたいと考えており、ランキング3番手以内も狙えると考えている。
「今シーズンの終わりまでベストを尽くすのが目標だ。そうして、ドゥカティは”ベスト”バージョンの僕を手にすることができる」
「最後の表彰台や優勝、ポールポジションがいつになるかなんてのは決して分からないから、今はただ楽しんでベストを尽くしていきたい。グリッド上でも最も競争力のあるバイクのひとつに乗っていると思うし、この章を最高の形で終わらせたいんだ」
「ここ数戦、僕はアレイシ(エスパルガロ/アプリリア)やエネア(バスティアニーニ/グレシーニ)へ近づいてきているし、彼らが目標だ」
「現実的にも、まだランキング3番手を狙えると思っている。まだこの先もレースがたくさんあるし、様々なことが起こりうる。だからこの調子で仕事を続けていこう」
なおミラーはタイトル獲得の可能性を残しているチームメイトへの助力に関しても尋ねられたが、ひとまず自分のレースに集中したいとはっきりとは答えなかった。
「彼はグリッド降格ペナルティも負っているからね」
「スタートでは自分の仕事に集中していきたい。彼は今週末素晴らしいスピードを発揮していたし、上位を争ってくることは間違いないだろう。でも僕もベストを尽くしていくし、優勝争いに加われるなら加わって、そうでないなら可能な限り多くのポイントを獲得していきたい」
「レースをレースとしてやっていくだけだ。天候はハッキリしないけど、とにかく良い感じだよ」
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