アロンソ、トラフィックの影響で予選Q2敗退「Q3進出のペースはあったのに、週末が台無しだ……」

 

 ザントフールトを舞台に行なわれるF1第15戦オランダGP。アルピーヌのフェルナンド・アロンソは予選で13番手に終わったが、トラフィックの影響がなければトップ10入りは可能だったと考えている。
 アロンソはQ1を9番手で通過し、Q2の計測1回目で8番手とQ3を狙える位置につけていた。しかしQ2の2回目の計測では、アタックを既に終えてスロー走行していたレッドブルのセルジオ・ペレスと右コーナーのターン9で遭遇。他のドライバーがタイムを更新する中で、トラフィックの影響もあり、アロンソは13番手でQ2脱落となった。
 トップ10入りのポテンシャルを確信していただけに、アロンソは脱落の知らせに無線で怒りをあらわにした。
「Q2でのトラフィックが原因だと思う」
 アロンソはセッション後にそう語った。
「これまでずっと6〜7番手だったんだ。Q1もそうだったし、Q2もそうだ」
「2回目のアタックでは、ターン9の進入までに前のラップより0.5秒速かったのに、前を走っていたレッドブルと勘違いがあったんだ。それで多くをそのラップで失った」
「残念なことにQ3へは進めなかったけど、Q3進出のペースはあったんだ」
「もしこれがQ1なら、時間がたっぷりある。Q2のアタック1回目でも、次の計測がある。サーキットが最高のコンディションで正念場を迎えた時に、そのラップがトラフィックだらけなら、ちょっと残念だよ。しょうがないことだけどね」
「ザントフールトはとても小さいサーキットで、かなり狭い。いつもより難しくなるものなんだ。(次戦イタリアGPの舞台)モンツァならまた違ってくる。ストレートが長いから、他のドライバーを前に行かすことが簡単なんだ」
「今回は残念なことに、僕らに起きてしまった。この週末が少し台無しになったね」

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