クアルタラロ、サンマリノ5位は「バイクの限界」……急接近バニャイヤに内心焦りも?

 

 MotoGP第14戦サンマリノGPが行なわれ、ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は5位でフィニッシュ。彼はライバルとの差を心配してはいないものの、タイトルを勝ち取るには十分ではないとも感じているようだ。
 今回のレースでクアルタラロは予選8番手からスタート。しかしライバルの転倒以外でポジションを上ることができず、6番手周辺での我慢のレースとなった。
 タイトル争いのライバルであるアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)を抜くことはできたものの、クアルタラロは最終的に5位でフィニッシュを果たしてエスパルガロに対するリードを広げた。
 しかし4連勝を果たしたフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が一気にポイント差を縮め(30点差)てランキング2番手に浮上しており、タイトル争いの行方はまだまだ予断を許さない状況にある。
 クアルタラロはバニャイヤの4連勝による急接近に関しては「心配していない」と語るものの、落ち着ける状況にはないことも認めている。
「心配しているとは言わないけど、落ち着いているわけでもない」
 タイトル争いについて尋ねられた際、クアルタラロはそう答えた。
「今日、僕が本当に良いレースをできたのは分かっている。でもそれは5位という結果に対してであって、トップからは5秒離されてしまっているんだ」
「だから素晴らしいポジションにあるわけじゃない。僕はペッコ(バニャイヤの愛称)よりも一貫性を示してきたけど、スピードでは僕らの方が遅いんだ」

Francesco …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです