ポルシェに主導権を渡したくないレッドブルF1「彼らが我々の株主になることはない」とマルコ
レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、ポルシェがレッドブルのF1活動を担うレッドブル・テクノロジーの株式50パーセントを取得するという当初のプランを否定したと伝えられている。レッドブル側は、より限定的な形での提携を望んでいるようだ。
レッドブルとポルシェは、新エンジンレギュレーションが導入される2026年から提携してF1活動を行うことについて交渉を続けてきた。ポルシェがレッドブル・テクノロジーの株式50パーセントを取得するプランが公の機関に提出されていることが明らかになり、正式発表が間近であると考えられていた。
しかし最近になって、レッドブルのマルコとチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ポルシェから大きな干渉を受けるようなパートナーシップを否定するような発言を行い始めた。
『F1-Insider.com』によれば、オランダGPの週末、マルコは「ポルシェは我々の株主にはならない」と発言したということだ。
ホーナーは同じくオランダGPの週末、『Sky Sport』に対し、レッドブルが主導権を相手に渡すようなパートナーシップを結ぶつもりはないとコメントした。
「レッドブルはずっと独立系チームとして活動してきた。それが我々の強みのひとつだ。それが我々が達成してきたことのバックボーンであり、迅速に行動する能力にもつながっている。それこそが我々のDNAの一部なのだ」
「我々は企業が運営する組織ではなく、レースチームとして運営されていることが強みのひとつになっている。つまり、将来に向けてそれは欠くことのできない条件だ」
「彼ら(パートナー候補)は、そのグループに加わりたいか、そうでないかを決める必要がある。彼らは我々がどのようにレースをしているかという文化のなかに、融合する必要があるのだ」
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